新しい固定様式
セメント固定もしくはスクリュー固定ではなく、摩擦力でクラウンをアバットメントに固定します。
以下が新しいこの固定様式の特長です:
- 数秒でクラウンの固定が完了します。
- 作業がシンプルです。
- スクリューを使用しませんースクリューアクセスホールがないため審美性が向上します。
- セメントを使用しませんー余剰セメントによる生物学的合併症のリスクを軽減します。
- 固定性でありながら、術者による取り外しが可能なため、口腔外でクリーニングもしくメインテナンスできます。
- クラウンをアバットメントへ固定するには、専用のインスツルメントを使用しワンクリックで作業が完了します。
理想的なシステム
このコンセプトでは、口腔外でファイナルキャップにセメント装着したクラウンを摩擦力によってアバットメントに固定します。
インデックス付き装着部
ファイナルキャップ内部のインデックスとアバットメント上部のインデックスが一致します。それによって、クラウンを正しい位置と向きに装着することができます。
安定した保持
デンツプライシロナは、この摩擦による保持力を周期的な負荷をかけた状態で、時間をかけて徹底的にテストしております。結果は明らかで、すべてのテストサンプルにおいて安定した保持力が維持されていることが確認できました。
予知性の高い結果をもたらすデザイン
すべてのアバットメント、キャップ、ファイナルクラウンは、コノメトリックコンセプトがシンプルでかつ効率的に作業できるよう設計されています。それによって、長期的に安定した結果をもたらすことができます。
科学的なサポート
様々な研究で余剰セメントが生物学的な合併症を引き起こすことが示唆されています。このコンセプトは、セメントを使用しないため、そのようなリスクを軽減することができます。
主な利点
術者にとって治療時間を節約でき、予知性の高い安定した結果を提供することが可能です。患者さんにとっては、その結果で満足度が向上します。また、ラボにとってもワークフローがシンプルであるため、効率的に作業ができます。主な利点は以下のとおりです。
最終的なクラウンの固定は数秒で完了します。ファイナルキャップのマージンがあらかじめ決められているため、ラボのワークフローがシンプルで効率的です。
セメントやスクリューを使用しないため、合併症のリスクを軽減することができます。スクリューアクセスホールがないため、予知性の高い結果をもたらすとともに、審美性が向上します。
迅速な最終修復によって、患者さんにとっては負担が軽減でき、術者にとってはより多くの他の治療を受け入れることが可能になります。
Acuris Q&A
ケースレポート
IMP-Case-Report-Acuris-JP-ASEV-027-202103.pdf 430 kB
CASE REPORT - Acuris™コノメトリックコンセプトによるシングルインプラント補綴 / 中居 伸行 先生
IMP-Case-Report-Acuris-JP-ASEV-028-202103.pdf 605 kB
CASE REPORT - Acuris™ コノメトリックコンセプト コノメトリックアバットメントEVを使用した症例 / 澤瀬 隆 先生、崎原 通乃 先生、福井 淳一 先生
ダウンロード
IMP-Brochure-ASEV-026_Acuris-202012.pdf 2 MB
Acuris™ コノメトリックコンセプト 新しい固定様式
IMP-Manual-Acuris-JP-ASEV-025-202204.pdf 3 MB
アストラテックインプラントシステム EV コノメトリックアバットメントEV マニュアル・プロダクトカタログ